群馬県高崎市の独立行政法人国立病院機構高崎総合医療センター(高崎市高松町)は4月から時間外特別徴収金を導入する。
夜間・休日に軽症患者が多数利用する「コンビニ受診」により、重症や重篤な患者の診療に支障を来す現象への対策で、入院の必要がない軽症の場合は、診療料金のほかに3990円を一律徴収する。
同センターは、高度医療を提供する救命救急センターを持ち、重篤な救急患者を原則24時間365日受け入れることが可能な3次救急医療機関となっている。
しかし、昨年に同センターは受診した救急患者1万2578人のうち、入院の必要がない軽症患者は8701人と実に約7割を占めた。
そうした患者は「日中は仕事がある」といった理由のほか、「時間外の方がすいているから」と話す人もいるという。
同センターによると、県内では、2008年12月から、3次救急医療機関である前橋赤十字病院(前橋市)が3990円、群馬大学医学部付属病院(同)が4200円の特別徴収金をすでに導入している。
同センターの藤田順一経営企画室長は「一部だが、マナーのない患者が増えており、本来の使命である救急医療に支障を来しかねない」と理解を求めた。
(2012年2月6日 読売新聞)
群馬では時間外特別徴収金を導入する病院が増えてきている。
背景にはコンビニ受診により重症患者の診療に支障を来たすことがあるようだ。
確かに3次救急医療機関で重症患者を受け入れられないという事態は避けなければならない。
しかし、病院への敷居が高くなるということにも問題がある。
金銭的負担の増加を気にして重症患者でも病院に行きにくくなる可能性があるからだ。
重篤な疾患を抱えていても、初期のうちは症状が軽いということも十分ありうる。
時間外特別徴収金を導入しても、
救われるべき命が救われない危険性は完全には解消されない。
みなさんはこの時間外特別徴収金についてどのように思いますか。
私もそう思う:時間外特別徴収金に賛成
私はそうは思わない:時間外特別徴収金に反対